お知らせ

高校生が心の訴え-全国オープニングセレモニーをおこないました

10月19日(金)、第97回あしなが学生募金全国オープニングセレモニーを、東京・新宿駅西口にて実施いたしました。
全国から約30人の事務局員が集まり、明日から始まる募金への協力を呼びかけました。


セレモニーでは、事務局長の河田あかねがあしなが学生募金の第一声として挨拶しました。
「貧困の当事者として大学進学を果たした先輩遺児として、後輩遺児の声なき声を代弁したい。全国の大学進学率が49%なのに対して、遺児学生の大学進学率は33%と16ポイントも下回っている。自分の夢を語ってもよい子どもたちが経済的理由により自分の夢を諦め、家族の生活費のためにアルバイトをしなくてはならず教育格差に悩む。貧困により教育を受けられないことは個人だけでなく、社会全体の損失となる。すべての子どもたちが希望を持って育つ社会を実現できるよう、明日から全国で呼びかける。」と訴えました。


茨城県からかけつけた高校奨学生の梅原萌乃さんもスピーチをしました。
梅原さんは中学2年生のときに父親がくも膜下出血に倒れ、3年半が経つ今も意識が戻らないまま寝たきりの状態が続いており、あしながの奨学金を含めた3つの奨学金を併用しながら高校に通ってることを明かしました。
「父が倒れてから母はパートを始め、兄は大学院をやめて就職した。それでも生活は苦しかったが、奨学金のおかげで高校進学もできた。今年4月に給付型奨学金が導入されたことにより、高校進学も厳しかった私が大学進学を目指せている。」と自らの経験を話す彼女に多くの人が立ち止まりました。
そして、街頭にてお配りするビラの表紙に載っている自身の詩を朗読し、"学ぶことが幸せだと胸を張って言うための道"であると訴えました。
「親に障がいがあるから親がいないから学ぶことができないなんて間違っている。私は学んでいきたい。夢を叶えるために、家族を安心させるために、応援してくれるあしながさん、仲間、周りの人たちに恩返しをするために、笑顔になるために、そして幸せだと胸を張っていうために」と決意をすると、多くの人が募金をしてくださいました。

最後に、自分の夢を掴むためにアフリカから昨年来日したあしなが100年構想生が、日本で一生懸命学び、学んだことをアフリカの発展のために生かしていきたい日本語で挨拶し、終了いたしました。

明日より、あしなが学生募金当日です。
安心して遺児や親に障がいがある子どもたちが学び続けるために奨学金が必要です。先輩の努力があったから私たちは進学できました。後輩たちに進学させてあげるため、明日から私たちも全国の街頭約200拠点にて呼びかけます。
遺児の進学のため、社会の損失をつくらないため、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

第97回あしなが学生募金 実施要項

主催  あしなが学生募金事務局(本部:東京 事務局長:河田あかね=三重大学3年)
名称  第97回あしなが学生募金
日程  2018年10月20日(土),21日(日),27日(土),28日(日) 各日10時~18時 ※一部拠点別日程
実施拠点  全国47都道府県の主要都市街頭・駅頭約200か所(本ウェブサイトで公開
募金使途  2分の1を病気・災害・自死遺児、親に障がいがある家庭の子どもの奨学金として、2分の1をサブサハラ・アフリカ遺児の高等教育奨学金としてあしなが育英会に寄付
問合せ  あしなが学生募金事務局(東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館4階 TEL 03-3221-7788 FAX 03-6265-4777)


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