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卒業生インタビュー【局長】

こんにちは!
あしなが学生募金は、2月で新年度がスタートしました。2021年度であしなが学生募金事務局を卒業された役職者の方に、インタビューをしました。これまで活動されてきた想いや、後輩に伝えたいことをたくさん語っていただきました。とっても素敵なお話を伺うことができたので、より多くの皆さんに知っていただきたいと思っています!!今回から、元役職者6名の先輩方の熱意をお伝えいたします!!




皆さんこんにちは!東北エリア・宮城岩手ブロック・ヒューマンリソースユニットに所属していました、堀川琉です。あだ名はりゅうです!
役職は、20年度東北エリアマネージャー、21年度は事務局長を務めました。
活動期間は2018年4月~2022年2月までになります。大学生活のすべてをこの活動に捧げました。笑


活動の軸

「理解者でありたい」と思ったからです。
私たちが支援している遺児たちは、親を病気や災害、自死によって亡くしたり、親御さんが障がいを抱えている子どもたちです。
この活動を始めた当初は、絶対理解した気になってはいけないと思っていました。踏み越えてはいけない部分が確かにあってそこは一線を引いて置くべきなのかなと。
でも、そうではないことに気づきました。まず遺児たちに近い場所に居れている自分自身がそれを理解しようとせずに誰がするのか。知ったからには自分がその存在になっていこうと決めました。
それから多くの遺児学生と関わる中で、「理解者」ということを常に意識していましたし、
それを口にするからには、最後まで彼らの進学を支えるために声を上げ続けると決めていました。自分の決意と自分が出会った遺児学生の想いが活動の軸になりました。


局員として活動して良かったこと

一つのことに本気になれたことだと思っています。
20年と少ししか生きていない自分が言うのも変な話ですが、きっと何歳になって振り返ってみてもこの4年間は自分が人生をかけた4年と言えると思っています。
あしなが学生募金事務局の使命は、遺児の進学を支え続けることです。一見して実現が難しいように見えるかもしれませんが、その不確かな未来を実現するために何ができるのか、考え続けました。どうしたら遺児の進学が叶うのか、今進学の障壁となっているものは何か、根本の問題は何なのかを常に問い続けていました。その都度答えを出し、また疑いを繰り返しながら何かに向き合うことの大切さを知りました。
ただ考え続けても一人でできることにも限りがあります。議論できる仲間の存在も大きかったです。行動を起こすときには、一緒に形にしてくれる仲間がいました。こうした仲間の存在にも支えられながら本気になって走り抜けたことは今後の人生の自信につながると思っています。


4年間の活動の中で一番心に残っていること

この活動で一番自分のなかに残っているのは、コロナでの2年間です。
20年度は東北エリアマネージャーを務めていました。自分は東北エリアが一番大好きな場所であって、ここでより多くの人の心に想いを届けていく一年にしたいと思っていました。エリアマネージャーとして、東北のブロックマネージャーたちとエリアの仲間たちと募金を作っていくことが出来なかったことは本当に悔しかったです。自分の力ではどうしようもないことではありますが、東北らしいひとの育て方があってお互い感じ合うことで繋いできたものだったので、何とか模索し続けることがあの時出来る最大限だったと今では思っています。今は、頼もしい後輩たちがこの事務局の前線で頑張っていたりするので自分が作った環境で彼らが自分なりに頑張ってくれた結果として自分としては嬉しい限りです!笑
21年度は事務局長を務めました。やりたかったことや募金が動き出そうとした瞬間に、コロナの感染者数が増え、中止を余儀なくされました。当事者に出会う機会や遺児家庭の声を聞く機会もやはりオンラインだと、話は聞くことができても気持ちを聞くことは難しいなと改めて感じました。やはり、一番大切な心動かされる機会を作れなかったのも後悔の一つではあります。
総じて、やるせなさとどうしようもないなという気持ちは今後も残っていくんだろうなと思っています。
ですが、この状況下で自分たちは遺児のためにどうあるべきかどうしたらこの中でも支援を続けていけるのかを考え続けた2年間でもありました。仲間たちと議論を重ねた時間は自分の中ではそれ以上にかけがえのないものだと思います。


卒業した今、感じていること

あしなが学生募金がどれだけ社会的に価値があるのかということです。
私たちが思う自分たちの価値は、当事者の声が直接語られることや声なき声を代わりに届けること、代弁するということにあると思います。けれど、社会からみた価値はどうなのかなと今改めて思っています。学生が頑張っている姿に価値があるのか、「あしなが」という名前に価値があるのか、はたまた社会を変えるために動く姿に価値があるのか。答えは一つではないと思いますが、卒業という一区切りを迎えて組織の中だけでなく外から組織を見る視点も必要だったなと感じています。


後輩に伝えたいこと

伝えたいことは一つだけです。何か一つでいいからやり抜いてみてほしいと思っています。学生として過ごせる時間は有限です。あれもやってみたい・これもやってみたいでもいいと思っています。ですが、個人的には一つにかけるという選択も視野に入れてみて欲しいです。
私の学生生活はあしなが学生募金そのものでした笑
でもそれだけ一つにかけて学生生活のすべてをかけてやり抜いたことは自分が誇れることだと思ってます。
どうせやるなら本気で何かをやり抜いてみてください!
きっとその本気に多くの人が動かされて、誰かを支えていくための力になると私は信じています!


あしながさんへ

私たちの声に耳を傾けてくださって本当にありがとうございました。
自分と同じ様に遺児の現状を理解しようとしてくれる方々の存在に、自分も頑張る力を頂いていました。変化し続ける社会の中で声を上げられない遺児学生が確かにいるはずです。これからそんな遺児学生の存在に気づいてください。彼らが自分の夢を追い続けられるように、引き続きあしなが学生募金へのご協力をお願いします!


これからの夢

活動を通じて出会った遺児学生に誇れる自分でいることです。
学生が終わり一旦この活動からは離れます。ですが、彼らの進学を応援し続けることは、4年間だけで終わりではないと思っています。この先も一人の人間として自分自身が常に何事も学び続けける人でいること・成長し続けることが、この先自分ができる最大限の応援だと考えています。
私も自分らしく人生を歩んでいきます。みんなも自分の選択を信じてください!


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